ストレスコーピングとは

ストレスコーピング理論はアメリカの心理学者ラザルスによって提唱された理論です。
「ストレスコーピング」とは、ストレスに対する対処法を学び、ストレス反応を和らげるための方法です。そもそもストレス反応は、外部からの刺激(ストレッサー)によって引き起こされます。その刺激を認知し、体が反応することでストレスが生じるわけです。

ストレッサーの種類

ストレッサーは主に4種類あります。

  • 物理的ストレッサー:寒冷、高温、騒音など
  • 化学的ストレッサー:アルコール、タバコ、公害物質など
  • 生物的ストレッサー:ウイルス、細菌、カビ、花粉など
  • 心理・社会的ストレッサー:人間関係のトラブル、精神的な苦痛、怒り、不安、緊張など

ストレスの構成要素

ストレスの構成要素は【ストレッサーによる刺激】→【認知】→【ストレス反応】という流れです。
ストレッサーが原因となって、ストレス反応が起きるというのはイメージできると思います。しかし、実はストレッサーが直接ストレス反応を引き起こす訳ではありません。
個人の認知や価値観に大きく依存します。同じ状況や出来事でも、ある人にとっては大きな脅威として感じられる一方で、別の人にとっては挑戦や学びの機会として捉えられることがあります。このように、ストレッサーが引き起こすストレスの感じ方は、その人の認知や思考の枠組みによって大きく変わります。

ストレスコーピングの種類

問題焦点型コーピング

ストレスの原因となる問題を解決しようとする方法で、具体的なアクションを通じてストレッサーに直接対処するアプローチです。

  • 上司と人間関係がうまくいかないので転職する
  • 業務の負担が過重であるため、仕事量の調整をしてもらう
  • 自分の負担に見合った業務量の部署へ異動させてもらう

感情焦点型コーピング

自分自身の感情に目を向けてそれを緩和したりすることでストレス軽減を図る方法です。

  • 仕事でミスをしてしまってツラいので友人と話して気分転換する
  • 恋人と別れてしまい悲しいので家族に話を聞いてもらう
  • 友達とケンカをしてムカついているので愛犬に癒されて落ち着く

認知的コーピング

頭の中でイメージをしたり考え直してみたりして、認知に対してアプローチをかけて行うものです。

  • 仕事でミスをしたが成長できるチャンスととらえる
  • テストで50点だったが、半分も正解できたと考える
  • 仕事で疲れているので帰宅食後のビールを想像する

行動的コーピング

ストレッサーを受けて、ストレス反応を軽減するために具体的な行動を伴う方法です。

  • 美味しいものをたべる
  • 自然に触れに旅行に行く
  • マッサージを受ける

まずは当相談室にご相談ください

人それぞれ、ストレスの感じ方やその受け止め方、反応は異なります。また、ストレスへの対処法も一人ひとり違います。自分に最適なストレスコーピングを見つけることが大切です。当カウンセリングでは、一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドでストレスコーピングを強化するサポートを行っています。一人で取り組むよりも、専門のカウンセラーと共に進めることで、認知の改善や、自分では気づきにくい対処法を発見することができ、より効果的にストレスを軽減することができます。