パニック障害とは
突然、パニック発作が襲ってくることがあります。この発作は自分では制御できず、発作中は息苦しさや胸の痛み、めまい、動悸など、まるで死にそうな感覚に襲われます。しかし、数分から30分ほどで収まることが多いです。その後、心電図などの検査を行っても異常は見つからないことがほとんどです。
このような状況から、いつ発作が起こるかわからないという不安(予期不安)や、人混みやエレベーター、電車内など、助けを求められない場所で発作が起きるのではないかという恐れ(広場恐怖)が強まり、外出を避けるようになり、日常生活に支障をきたすことがあります。このような状態になると、パニック障害と診断されます。
パニック障害は100人に1人の割合で発症するとされており、決して珍しい病気ではありません。男女比では女性の方が多く見られます。
発作の原因はまだはっきりしていませんが、過労やストレスが引き金となり、脳内の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリンなど)のバランスが崩れることでパニック発作が起こるのではないかと考えられています。